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相続サポートセンターレポート

実家の隣の土地の所有者が所在不明だけど大丈夫?Vol.2

2018年05月10日

 皆様、土地家屋調査士という国家資格をご存じでしょうか?土地家屋調査士とは、不動産の登記簿(登記記録)の「表題部」の新設、変更・更正、閉鎖等の代理申請を行う土地建物の表示登記の専門家です。

 

 前回の続きとなります。隣接地が所在不明の為、困っている方が最近増えています。また、少子高齢化も伴い社会問題となってきています。

 ●土地を売却するために境界の確認をしたいが、隣接所有者が所在不明で確認が出来ずに困っている。

 ●土地を相続したので、兄弟で土地を分筆して分け合おうとしているが、境界の立会が出来ないため分筆登記が出来ずに困っている。

 ●隣が空き家になっていて、草刈りもされず放置状態になっていて困っている。

 ●自宅の前の道路部分が所有者所在不明の個人名義になっていて、自宅の土地が公道に面しておらず再建築が出来ない状態になっていて困っている。

など、様々です。

 

 このような場合、隣接者を探す手がかりは、まずは登記簿(登記事項)ですが、隣接者が引っ越ししていても登記簿の住所の変更登記が行われていない為分からない、登記名義人が亡くなっているが相続登記が行われていないなど、登記簿だけでは隣接者もしくは関係者にたどり着けません。方法としては、

 ・土地だけではなく建物の登記も調べてみる

 ・共同担保目録があれば、調べてみる

 ・古い電話帳で電話番号を調べてみる

 ・お隣の住所地に手紙を送ってみる(転送がかかっている場合がある)

 ・ご近所や町内会長、自治会長などに聞き込みをする

 ・市町村によりますが、条例で迷惑な隣接地(倒壊寸前、雑草、ゴミ等)がある場合、

  行政から連絡を入れてもらえる場合があるので、行政に相談する

 

などの方法をとってみてそれでも見つからないようでしたら、境界確定や分筆登記の場合は土地家屋調査士に依頼すれば更なる調査を行います。それでも見つからないようでしたら

 ・法務局の筆界特定制度を利用する

 ・弁護士さんに依頼し不在者財産管理人を選任する

 などの方法を検討してみてはいかがでしょうか。

 

近い将来相続財産の売却、分筆などをお考えであればお近くの土地家屋調査士に早めにご相談されることをお勧めします。

カテゴリ : 不動産 その他 相続トラブル 土地境界 不動産登記 登記簿面積と実測面積 その他登記

筆者紹介

江藤 剛
土地家屋調査士

事務所理念
◎お客様の大切な不動産の取引・管理に関し、正確かつ迅速なリーガルサービスを提供します。

◎常にお客様や関係する方々の立場に立ち、丁寧且つ真心溢れた業務や相談サポートに努めます。

不動産という高価な財産における不動産表示登記に関し、依頼者の権利の保全の為に登記申請や測量を行う土地家屋調査士にとりまして、正確な知識に裏付けされたリーガルサービスが基本となります。その上で迅速に業務を完遂し、お客様に権利の保全と安心を提供します。また、専門的な知識が多い不動産登記や境界確定測量に関し、丁寧且つ真心溢れた相談サポートを提供します。

例えば、お客様が永続的にお住まいになる住宅の測量業務などでは、隣接者や官公署などと境界トラブルや越境によるトラブルなどが残らないように慎重に業務をすすめる必要があります。お客様の「大切な不動産に将来的な安心を」ということを常に考えながら業務を遂行していきます。
土地の取引では不動産取引が将来に関しても安全に行われる業務や相談サポートを提供致します。
そして、常に笑顔で元気よくお客様との関係構築に努めてまいります。

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